


今年の「むし展」の個人テーマである、巨大虫作品はランプ仕様とフライヤーで告知させていただきましたが、先月末にチョウのサナギをモチーフにすることを決めました。チョウのサナギには二つのタイプがありますが、垂れ下がるタイプの垂蛹(すいよう)型と、胸部に帯糸と呼ばれる糸を掛けて枝や壁面などに身体を固定するタイプの帯蛹(たいよう)型の双方を手掛けることにいたしました。ところが画像検索などで資料を探しても、細かい点や立体感がなかなかつかめなかった為、本日実物を間近で観察するために多摩ZOOの昆虫園へ行って参りました。・°・。 月曜日ということもあり、わりと静かな園内で落ち着いて観覧することが出来ました。歩道脇の斜面にオカトラノオが咲いていたり、植え込みのアベリアの枝先に真っ赤なショウジョウトンボも見られました。ステンレス製の巨大バッタのオブジェは、陽射しを受けて表面温度が相当加熱しているようでした。・°・。 昆虫園本館脇の池の小島に、最近カルガモが巣を作ったことを職員さんに教えていただきました。カラスが狙っているものの、今のところ無事に親鳥が守っているとのことでした◎



本館のロビーにはオール竹細工の昆虫標本箱が置かれていて、それは見事な造形でございます。・°・。☆オーストラリアやニュージーランドなどの洞窟に棲む、グローワームというヒカリキノコバエの幼虫が順調に育てられていて、今日もその幻想的な青白い光を堪能することが出来ました。・°・。☆ 二階に上がる階段の壁際の展示ケースのひとつには、虫モチーフのおもちゃが展示されていましたが、あの丸虫どこかで見たような。。。*おかげさまでチョウのサナギもちゃんと観察できて、たいへん充実した取材見学となりました♪ あとはこれら貴重な資料をもとにサナギランプをうまく形に仕上げられるかです。・°・。(*_*)!
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